初心者だった私が海釣りを始めた経緯は、大きく纏めると4つにまとめることができます。普通の30代の家計を持つ男子であれば、だれでも突き当たる問題・・・もしくは壁?そんな私の人生を変えてくれたのが釣りでした。
- 一番の趣味であるパチスロで家計が火の車
- 迷った挙句、海釣りに行き着いた
- 最強の師匠の登場で一気に加速
- ライフワークバランスと家計の両立化
釣りを極める為に!
一番の趣味であるパチンコで家計が火の車
20代までの私の一番の趣味はパチンコ、パチスロ(スロット)でした。パチスロに関しては、10代の頃から行っており、20代の頃は寝ても覚めてもパチスロ三昧だったときもありました。
しかし、パチスロに関しては、厳しい規制やパチンコ店のイベントの規制、等価交換の廃止などパチンカーにとっては年々勝てる環境ではなくなってきました。
私は20代後半で結婚をしたのですが、家庭を持てばその分、自由にできるお金も限られてきて、気づけば、パチスロのパの字もできないくらい負けてしまう日々が続いてしまいました。
これはやばい!
と気づき何か別の趣味を探さねば・・・と人生を振り返ったのが30代に入ったころでした。
とどめは奥様の【別れ・・・】
別の趣味を探さねばと考えてがいるもの、暇があれば奥様からお金をせびり、パチンコ屋へ出勤、帰ってくれば負けて帰ってきてふて寝!
これでは、普通の主婦であれば、出てきて当然【別れ・・・】といった力強り言葉・・・男はこの一言を出されてしまえば、当然人生を振り返ります。
まじで何とかせねば・・・⤴⤴⤴⤴⤴
かくして私の趣味探しが始まったのでした。
迷った挙句、海釣りに行き着いた
趣味なんか何もなくてもいいじゃん?そう考える人もいるかもしれませんが、私にとって趣味は一番の安息の地!
会社で疲れ、家でゴロゴロばかりしていたら、奥様にやられて当然、だからこそ、私にとっては趣味が生命線なのです。
趣味探しを始めたのはいいが、一体なにがいいのか???
- ガーデニング⤵⤵⤵⤵⤵
- ゴルフ⤵⤵⤵⤵⤵
- ゲーム⤵⤵⤵
- カラオケ⤵⤵⤵
どれを取っ手もナンセンスやる気が湧きません。そんなときに何気に行ったのが釣りでした。釣りに関しては、ごくまれにパチンコ仲間である飲み屋のマスターとサビキ釣りに行ったことがあるくらいでした。
お金もなくて、暇をこいていた私は、マスターに「どっか釣りに行こう」と竿も持っていなければ、やり方もろくにわからない状態で御願いしました。そしたらマスターは「いいよ!」と一つ返事、気づけばサビキ釣りに何気にはまっていました。
マスターからの竿のプレゼント
ある時、マスターからサビキセット入門の竿とサビキの一式セットをプレゼントしてもらった時がありました。今まではマスターから連れて行ってもらっていたのですが、そのプレゼントをもらったのをきっかけに私は奥様と釣りにいったのでした。
その時の釣果がこれ
アジが20匹くらいとその他、今思えばアジしかいない~と思ってしまいますが、私はそれまでいった釣りでは大きめのアジを釣ったことがありませんでした。釣っても小アジ、つれなくても小アジ・・・というか小アジしか釣れない時期にしかいっていなかったからなのでが・・・
今思えば、ここから私の海釣り好きははじまったのでした。
最強の師匠の登場で一気に加速
サビキ釣りにはまった私は、毎週土日は釣り三昧・・・といった感じではなく、1か月に2回~3回ぐらいサビキ釣りにいく!といった感じで、まだこの時はパチスロと別の趣味といった感じで共存させていました。
しかし、そんな私の釣りへの情熱をたぎらせてくれたのが、現在私にルアー釣りのノウハウを教えてくれている師匠⤴⤴⤴⤴⤴
師匠は私の家の近所のお兄さん・・・というか超ぶっ飛んでいる危険なお兄さん!(そこまでいうと師匠にぶっ殺されるけど・・・)
元々マスターの飲み屋に出入りしていた人で、私が近所に家を建てたのがきっかけで話をするようになったのが始まりでした。
師匠に弟子入りを懇願した日
師匠も海釣りが好きだと聞いてはいたのですが、話にでてくるのは、シーバス(スズキ)釣りの話ばかり・・・サビキ釣りの話をしても師匠にとっては、過去の釣り方、私の釣りの話と微妙にかみ合わず、さらっとした釣りの話をする程度でした。
そんなある日に師匠からお呼び出し・・・
師匠「お~なにしった?」
私 「どうもっす。今仕事終わったところっす。どうかしたんすか」
師匠「今マスターのところにいるんだけど・・・この前、お前釣りたてのスズキ食ってみたいっていってただろう!いっぱいつってきたら来てみろや~」
私 「マジでっす!んじゃこれから行ってみます」
てな感じで師匠に呼び出され、師匠が釣ってきたシーバスをマスターの飲み屋に食いに行ったのでした。そこで・・・あらびっくり、釣りたてのスズキの刺身がなんとおいしいこと⤴
しかもでかいでかい、サビキでアジやイワシとかしか釣ったことがなかった私にとって、師匠がつってきた魚は化け物の類。シーバスの口は怪獣のように開いて、こぶし一つがパックンチョ・・・おらぁ~びっくり仰天
これを見せられた私は、何も考えずに師匠に弟子入りしてしまったのでありました。
師匠は完全なルアーマン、私はサビキマン・・・釣るべき魚種もやり方も違う私の釣活人生の始まりでもありました。
ライフワークバランスと家計の両立化
この記事を書いている時点で師匠に弟子入りして1年がたつわけですが、この1年は師匠の出す課題についての勉強と海での実践の繰り返し、キス釣り、エギング、青物釣り、ヒラメ釣りと1年たらずでいろんな釣りを広く若干深く経験をすることになったのでした。
おかげさまで、今までは家でゴロゴロばかりしていた私は、毎週釣りで運動を行うことになり、体重は5キロ減の健康診断でも良化と体調改善も実践されていました。
奥様からの叱咤なし
師匠と釣り三昧になった私は、パチンコ屋にいく回数も徐々に減り、奥様からの叱咤もあまりなくなりました。むしろ、師匠と私が釣ってきた釣りたての魚を刺身にしたり料理できたりと奥様も喜ぶ機会が増えてきて家庭も安定しました。
今では毎週釣り三昧とはいきませんが、家族で守りのファミリー釣り(サビキ釣り)や師匠との攻めの釣り(ルアー釣り)と使い分けて仕事と趣味の両立化が完成です。