PEラインのライントラブル原因と対処法

ライントラブル

いきなりの質問ですが、あなたは、上のライントラブルの画像を見て、ラインを解くことができますか?

【できる】と回答される方がいるなら、あなたはかなりすごい人だと思います。私はここまでぐちゃぐちゃになったラインを解くことができる自信がありません。

このぐらいになってしまうとラインを切り捨てるしかなくなってしまうのが一般的だと言えます。

釣りにとって、ライントラブルは常に背中合わせの問題です。特にライトショアジギングで使用されるPEラインは、いろいろ使用されているラインの中でも特にトラブりやすいラインの1つです。そこでこの記事では、そんなライントラブルが発生する原因と対処法について紹介していきたいと思います。

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PEラインのライントラブル

では何故、PEラインはライントラブルが発生しやすいのか?そのあたりについて詳しく説明します。

まず、ラインとして使用される代表的なものとしては、ナイロン、フロロカーボンがあげられます。しかし、これらのラインはPEラインよりもあまりトラブることはありません。何故PEラインだけトラブりやすいのか言いますと、

それは材質の問題であり、PEラインは【密着しやすいから】です。

PEラインがトラブりやすい理由

ライトショアジギングを行っている方でしたら、わかると思いますが、PEラインは水を吸収しやすい素材でできています。そこで起こる問題が、密着です。

自分の服で考えてもらうと分かりますが、汗や水でぬれたシャツを脱ごうとしたとき、ペタペタいって脱ぎにくいイメージはありませんか?逆に乾燥していればスッと脱ぐことができるのに、濡れていると中々脱ぎにくいはずです。

これは、素材が水を吸収することで起きる現象であり、PEラインがトラブりやすい原因の1つの理由がこれなのです。逆にナイロンやフロロカーボンのラインは、水を吸収しにくく、密着性が低い為に、ラインがトラブりにくいのです

ライントラブルの原因

特にライントラブルが見受けられる光景としては、キャストティングを行った際によく多く見られます。キャストの際に、変なテンションや引っ掛かりが発生すると、そのまま密着していくことでラインがこんがらがっていくのです。

では、具体的にどういった問題があるとライントラブルに繋がるのか紹介していきます。

糸ふけでの緩テンション

糸ふけ

よく見られるのが、この糸ふけでの巻きずれです。ラインを巻き取っている際に、テンションがかからない状態で巻いているとよくこういった状態が発生します。主に、風が強い日などでラインテンションが保てない時などでも発生します。

こういった状態でキャスティングを行うと、この部分がガイドに引っかかったりして、そこからラインがぐちゃぐちゃにこんがらがっていきます。

リーダーとの繋ぎ目

次に見受けられるのが、リーダーとの繋ぎ目の原因です。本来であれば、リーダーとの繋ぎ目は、ロッドのトップガイドよりも外に出ていなければいけません。しかし、夜釣りなどの気付きにくい環境下で、繋ぎ目がガイドよりも内側に入っている状態でキャスティングすると、繋ぎ目がガイドに引っかかってしまい、トラブルに繋がってしまうのです。

ガイド外

負荷が掛かるとバックフラッシュ

とりあえず、代表的な要因として2つの要因を上げましたが、他の要因でも発生することは十分に考えられます。

一番大事な事は、ロッドからラインを放出する際に、何かしらの引っ掛かりが無いようにしておく必要があるということです。ライン放出の際に少しでも引っ掛かりがあると、その場所からラインがぐちゃぐちゃになっていき、バックフラッシュと言われる状態になってしまいます。

このバックフラッシュになってしまうと、もうどうしようもありません。ラインを切るか、繋ぎなおすしか手がありません。毎回キャストをする際ではなくても、時々で構わないので、リールやロッドにラインが変に巻き付いていないかや、こんがらがっていないかしっかり確認しましょう!

ライントラブルの対処法

では、事前にライントラブルにならないように何かできることはないのか?そんな対処法について簡単に紹介していきます。

まず、ライントラブルを防ぐために必要なのが、巻きテンションです。

巻きテンションを強める

テンションが弱い状態で巻き取ったラインはすぐに糸ふけの原因になります。そこで、重要なのがしっかりとしたテンションでラインを巻くことです。特に軽いルアーを使ってフルキャストばかりしているとこの現象が起こりやすいです。

そこで、ラインの巻が弱くなっているなと感じたら、一度重いルアーに付け替えて、テンションを張りながら巻いていきます。何度かキャストして、ラインが水を吸収すると、水によってテンションがかかるので、糸ふけが発生しにくくなります。

巻きすぎはしない

テンションに影響するもう1つの要因が巻き過ぎです。PEラインは細めの為、リールに直巻きすると、300Mとか400Mも巻くことが可能です。常に出入りする100M~150M分ぐらいであれば、まき直しをすることもできますが、それより下のラインは中々テンションをかけて巻きなおすことは難しいです。

そこで、下巻き部分以外は、最高でも200Mぐらいまでしか巻かないようにしましょう!スプールよりも少し下気味に巻いておくのが理想的です。

ラインのコーティング

次に重要なのがラインのコーティングです。PEラインに対し、コーティング剤を吹き付けることでライントラブルの防止に繋がります。コーティング剤を吹き付けることで毛羽立ちがしにくくなるので、滑りもよくなります

しかし、ラインにお金をかけたくない~という方は、水につけてもいいです。コーティング剤を使うのが一番ベストですが、お金がなくて買えない方は、釣りを始める前にライン部分に普通の水をかけるだけでも効果があります。

水にぬらすことで、ラインが水を吸って重くなるので、糸ふけ防止に繋がります。

ライントラブル纏め

ライントラブルに対し効果的なのは何といっても定期的なメンテナンスです。釣りが終わって家に帰ったら、タックルをそのまましまい込んでしまうのではなく、ロッドのガイド部分にバリが発生していないか?リールのラインはよれたり、変な巻き癖がついていないかなどしっかりメンテナンスしておく必要があります。

メンテナンスが一番の防止策

ライントラブルといったものはどんな上級者でも起こりうる現象です。ラインも消耗品なので、定期的にメンテナンスをしていないと、いつどの瞬間にトラブルに繋がるか分かりません。

毎回でなくても結構ですので、リールのスプール周りやロッドのガイド付近をしっかり確認しておきましょう。又、PEラインも同様に、毛羽立ってきたり、擦れてきているようなら、その部分から切り捨てたり、新しいラインの交換をするなど、しっかり手入れをしてください。

一重にライントラブルと言っても、いろんな原因が要因で発生します。こればかりはちょっとした原因でなる可能性も十分に考えられますので、定期的なメンテナンスを行い、常に良い状態を保った状態で、釣りに挑みましょう!

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