ライトショアジギング初心者の方が何気につまづくのがキャスティングの方法ではないでしょうか?
キャスティング練習をするにしても近場に海がない方は、どこで練習をしたらいいか悩みの種だと思います。
そこで本日は、
について私の経験と一緒に紹介していきたいと思います。
釣りを極める為に!
キャスティング練習をする場所
近場に海がない方がキャスティング練習を行うのであれば、どこで練習をしたらいいのか非常に悩む問題です。毎日、ロッドを持ってイメージトレーニングだけでやっているにしても、実践できないのであれば、あまり効果がありません。
それに地域別の問題点を踏まえて考えると、なかなか難しい所です。では地域性も含めてキャスティング練習をするのに向いている場所はどういったポイントがあるのでしょうか?
海以外でキャスティング練習ができる自然場
私と同じように近場に海がない、内陸と言われる場所に住んでいる方にオススメしたい場所は、いうまでもなく、以下の3か所です。
- 川
- 湖
- 沼
それぞれのポイントについて説明すると、
1番手は川
海以外で一番キャスティング練習に向いているのが、川です。川は流れもあり、非常に海に近い環境だと言えます。特に河口をメインの釣り場としてセレクトしている方にとっては、またとない練習環境だと言えます。
しかし、川で練習する場合、注意点もあります。それは、川に対し斜め平行にキャスティングをすることです。広い川が近くにある方はいいかもしれませんが、小さな川しかない方は、川の反対側に届いてしまう可能性があります。
川の反対側に届いてしまうと、引っかかったりする原因になりますので、なるべく、川に対し斜め平行にキャストすると良い練習場になります。
2番手は湖
次に便利なのが湖です。湖が近場にある方は、ほぼ川と変わらない環境で練習ができます。湖も広い水場なので、飛距離の練習もそうですが、ある程度の深さがあれば、ルアーアクションも練習することができます。
ただ、川と違い、大きい湖でなければ、流れがありませんので、少しもの足りない部分もあります。あくまでもどのくらい飛んでいるかとか自分のアクションを確かめながら練習する場として適しています。
3番手は沼
沼は、ブラックバスの釣り場として定着しているぐらいなので、キャスティングをするには非常に向いている環境です。
しかし、一点問題点を上げれば、ライトショアジギングでメタルジグを使用しているような飛距離がでるキャスティング練習はしにくい点です。
沼は深さはありますが、広さはそれほど大きくありません。フルキャストでキャスティングをしてしまうと反対側に吹っ飛んで行ってしまうこともしばしばあります。
そこで、練習をする場合は、なるべく短めのロッドを使い練習をすると効率よく覚えることができるはずです。
自然場以外でのキャスティング練習場
近場に自然の練習場がある方は、非常に恵まれている方になりますが、それ以外の方が練習をする場合は、必然的に広い空間が必要になります。
では、都市部や町中に住んでいる方はどこで練習をしたらいいのでしょうか?
自然場がない方は、建物の中
自然の環境がない方は、建物の中でしか練習をする場所がありません。体育館とかビルの屋上とか・・・どれも少し恥ずかしい環境になってしまいますが、それしかありませんので、恥ずかしくても他に方法はありません。
ただ、注意してほしい点を上げるとすれば、ラインを外しておくことです。ラインを付けてキャスティング練習をするわけにもいきませんので、ロッドとラインがついていない空のリールをセットして練習をするようにしてほしいです。
家の中での練習法
広い空間もなく、家の中でしか練習する場所がない方は、ロッドの下の部分のみを利用して練習をするしかありません。ロッドを組み立てて練習をすると、ロッドの長さが8ft~10ftもありますので、天井をこすってしまう危険があるからです。
ここまで行くとほばイメージだけでの練習の世界になってしまいますが、何もしないよりは若干の練習になりますので、試みてほしいものです。
私のキャスティング練習場
私が初めてライトショアジギングに夢中になった時は、練習場としては湖を選んでいました。さすがに家の前でやっているわけにもいかなかったので、師匠に相談したら、
私『師匠!毎日海に行くわけにもいきませんし、どこかでキャスティング練習をするのに良い場所ないっすかね???』
師匠『お前何言ってるんだ?近場に〇〇湖あるじゃないか』
私『あ~確かにあそこなら練習できるかもしれませんけど・・・あそこってブラックバス釣りしている人が多いじゃないですか?そんなとこで練習して邪魔になったりしませんかね?』
師匠『は~っ?お前何言ってんの?そんなひと様の事なんか考えていられないだろう!うまくなりたいなら、どこででも練習するぐらいの気持ちがないとうまくなんかなれないからな~』
正にその通りだと思いました。ライトショアジギングは海の釣り・・・しかし、練習は別に海でなくてもいいだっ!という基本的なことに気づきました。
そこからの私の練習スケジュール
正に寝耳に水、師匠からのアドバイスをもらってからは、以下の週間スケジュールで練習に励みました。
- 平日⇒日中は会社でイメージトレーニング⇒夕方は湖で日が暮れるまで実技練習
- 休日⇒朝マズメ狙いで海に出向き1日釣り⇒夕方は師匠と反省会
1か月もこの生活を繰り返したら、十分自分が狙ったポイントにキャスティングできるようになっていました。
湖の練習での意外な事件
湖で練習をしているときに、メタルジグにブラックバスがかかることもありました。ちょうど練習している時間が夕マズメだったこともありますが、スレがかりでブラックバスがかかった時は自分でもびっくりした記憶があります。
メタルジグでもブラックバスが釣れるんだ~と思った珍事件でした。
海場以外でのキャスティング練習纏め
近場に海がある方は非常に恵まれているな~と思います。釣りに行きたい時は、すぐに海に行けるわけですから、キャスティング練習をするにしても、非常に簡単です。
しかし、近場に海がない方は、ない方なりの方法を選ばなければいけません。私の場合は平日は湖、週末は海で練習したおかげもあり、1か月もすれば、それなりの形になりました。
上級者を参考に
特に海に出かけたときは、上級者と思われるアングラーを見つけると、釣りそっちのけでまじまじと観察していたのを覚えています。
どの位の垂らしを使用しているかや、どのくらいのキャスティングスピードでやっているかなどを参考にして自分で見様見まねで練習していました。
師匠と一緒に釣りに出かけたときは師匠に聞いたりすることが出来ましたが、何時も一緒に行けるわけでは無かったので、その場の環境から情報を仕入れて自分なりに工面したものです。
自分なりのやり方で一生懸命練習するのもいいですが、海場に行けば少なからず釣りをしているアングラーの方はいるはずです。その中でも一番上手そうな方を参考にして練習をするのは上級アングラーへの近道です。
上手な人を観察⇒自分で実践⇒上手な人を観察⇒自分で実践を繰り替えしているだけで、自分の何が悪いかが見えてくるはずです。
キャスティングに関しては、上手になるには練習あるのみなので、私のやり方ですがキャスティングに自信のない方は、練習の参考にしてみてください。